フカヒレと中華食材の専門卸

宮城県気仙沼市産地を訪ねて

なんと言っても最大の見どころは魚市場。一歩足を踏み入れると、想像を遥かに超えるサメの山が視界を覆い尽くします。ここで競り落とされたサメたちは、魚体はスリミに、ヒレはフカヒレに加工されていきます。寒い季節になると冬の風物詩でもあるフカヒレの吊るし干しの光景があちらこちらで見られます。

－開発秘話－

フカヒレ料理が姿煮尊重の考え方から、大きめのフカヒレを割って料理にする方向へと変化してきました。ただ、排翅を割って使う場合、真ん中以外の端っこがどうしても出てしまって使い方に悩んでいるという声も聞いていました。そこで、本来姿煮の原料となる尾ビレの排翅を割って、シェフたちが一番使いたい真ん中部分だけを揃えた贅沢商品を作ってしまえばよいのではないかと考えて生まれた商品です。

－使い方－

解凍から料理の仕上げまで最短で20分！急のオーダーの場合などは、ぬるま湯で急速解凍したのち調理用スープで10分程度煮込めばやわらかくて美味しいフカヒレ煮込みが出来上がります。時間がある場合は、冷蔵庫に一晩おいておくか袋のまま溜め水に入れておくなど、ゆっくり時間をかけた解凍方法をお勧めします。調理には、『すぐうま紅焼ソース』をお使いいただくと大変便利です。

－おすすめアレンジ－

煮込みはもちろんですが、サイズ感もちょうどいいので天ぷらをおすすめしています。

－良質な原材料－

中華料理の高級乾貨を代表するフカヒレ。乾物ではあるものの水産物なので鮮度がとても重要です。魚の鮮度に厳しい気仙沼のマグロ漁船によって漁獲されるサメは、適切な処理や温度管理のもと良質な状態で水揚げされています。